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ThinkPad X1発表会となった第二回ThinkPad大和魂ミーティング レポート
第二回ThinkPad大和魂ミーティング レポート第1弾です。早めに会場に着ついたので会場の六本木ヒルズのアカデミーヒルズ40の入り口で少し待ちましたが、スムースに入場。プレス発表したばかりのThinkPad X1はないだろうなと思ったら、動態でThinkPad X1 デモ機が複数用意されており、冒頭の懇親会(製品タッチ&トライ)では一心不乱に写真を撮りながら全体をくまなくチェックしてきました。

ThinkPad X1 開発統括 田保さんのプレゼンのスライドを順に紹介しながら、堅牢性をアピールするデモンストレーションや実機の感触を確認したタッチアンドトライの感想、ThinkPad X1分解写真とThinkPad X1のレビューを一挙に掲載します。


ThinkPad X1の紹介 プレゼン(1)

なぜ、”X1”なのか。
今回の13.3型の新製品の型番が3桁シリーズの命名形式を踏襲していない理由について、いままでのthinkPad よりスタイリッシュ、数字3桁とはちょっと違う。ということです。

ThinkPad X1

13型というとコアなユーザーが今でも熱烈に支持しているThinkPad X300とThinkPad X301、その後継かと思ってしまいますが別の存在であり、新しい素材や技術を盛り込んで実装した単にスペックアップではない設計から新しく行われたThinkPadです。

ThinkPad X1 開発統括 田保さん

今回のプレゼンはノートブックシリーズの製品開発を統括しているレノボ・ジャパンの田保さんです。

ThinkPad X1の紹介 プレゼン(2)

ThinkPadに新しいスタイルを実現したというThinkPad X1、シリーズ史上 最薄ボディのモバイルノートPCとして標準電圧のCPU採用やレノボ ターボブースト+といった処理性能の高速化、バッテリ稼働時間と高速充電といった機能性が新たに実現されています。

交換式のバッテリパックをやめて、本体内蔵で取り外せないようにしたことで新しいセルを採用しているとのことです。急速充電 30分で80%充電と1000サイクルの充電・放電に耐えるバッテリーセルにより、バッテリが外せないと困るということが少なくなりました。

私が思うに、このThinkPad X1の使い方として、電源のあるカフェなどで食事や休憩をしているうちに充電OKになるのでとってもアクティブに使えます。今までだと予備用のバッテリパックを購入してドッキングステーションを利用して充電しておき、いったんシャットダウンしてバッテリパックを交換してといった面倒な使い方を強いられていました。ThinkPadに限らず他のモバイルPCのほとんども同様でした。


ThinkPad X1の紹介 プレゼン(3)

ThinkPad史上最薄のボディ、今まで最も薄いモデルだったThinkPad T410sやT420sよりも薄くなっています。薄くなると筐体の剛性、強度は弱くなり、空間が少ないので内部に熱がこもりやすくなって冷却の問題も生じるという2つの難問を新素材と新設計で解決しています。

ThinkPad X1の紹介 プレゼン(4)

ThinkPad X1の厚みは天板とベース部分あわせた本体の厚みでも、薄型のThinkPad T420sのベース部分しかないというのが凄いです。


ThinkPad X1の紹介 プレゼン(5)

薄くなった筐体で堅牢性能を維持するために新しく開発されたThinkPad Roll Cageの天板側は液晶パネルを保護するために新たにコーニング社製のゴリラガラスを採用していて、一面フラットになっていてベゼル(淵)の部分と液晶部分の段差がなくなっています。ガラスというと割れやすいとか弱いというイメージがありますが、このゴリラガラスは傷が付きにくい丈夫なガラスです。会場で披露されたThinkPad X1のプロモーションビデオでも女性の長いツメでひっかいてもなんともないというシーンがありました。例えばカッターやドライバーの先端でつついても大丈夫ということです。

商談や講義の受講でノートPCを使っているとペン先が当たることがあり、従来の機種だと消えない傷になりましたが、コイツは大丈夫そうです。


ThinkPad X1の紹介 プレゼン(6)

キーボードベゼルもベース部分もマグネシウム使用で最高レベルの堅牢性を実現しています。



ThinkPad X1の紹介 プレゼン(7)

インテル Core i5-2520Mプロセッサー、もしくはi3-2310M プロセッサーを搭載 、チップセットにはモバイル インテル QM67 Expressを採用しています。

ThinkPad X1の紹介 プレゼン(8)

レノボ発表の資料によるThinkPad X1のベンチマーク結果によると、ThinkPad X301の2倍以上(ベンチマークソフトによっては約4倍)という極めて良好な結果が報告されています。

第2世代インテルCore iシリーズCPUの基本性能のよさと、ターボブースト機能によるオーバークロックが実用時の高負荷な時にも軽快な処理を実現してくれるでしょう。Windows7の高速起動・終了技術のLenovo EE 2.0も搭載されていて、特にThinkPad X1 SSDモデルでは爆速起動が体験できます。


ThinkPad X1の紹介 プレゼン(9)


第5世代のフクロウFANによる効果的な空冷で、静音性とターボブースト時の温度上昇を抑えて長い時間、高速処理ができるようにしています。

ThinkPad X1の紹介 プレゼン(10)

ThinkPad X1のバッテリーは30分で80%の充電が可能です。内蔵のバッテリで5.8時間の稼動ができます。
ThinkPad X1のバッテリーはRapidChage技術と名付けた急速充電に対応しており、従来のThinkPadの半分以下の時間で充電でき、他社のモバイルPCの充電時間よりもはるかに短時間で充電できるようになりました。

オプションの外部バッテリは底面に装着するタイプでこのバッテリを取り付けると11時間以上の稼動が可能になります。この場合でも充電時間は1時間足らずです。

一般に充電電池(二次電池)は高圧・高電流で充電すれば短時間で充電できるものの劣化が早まり、充放電可能なサイクル数は大幅に減ってしまうのですが、今回採用したバッテリー・セルとバッテリー制御の仕組みでは違うとのことです。

ThinkPad X1の紹介 プレゼン(11)

クリアで丈夫で美しい液晶ということですが、説明・QA担当の技術者の方によるとIPSパネルではないとのことです。
スペック表記としては、LEDバックライト付 13.3型インフィニティ・ガラス (1,366×768ドット、1,677万色)ディスプレイです。ThinkPad 現行機種の多くで採用されているHD解像度です。

ThinkPad大和魂ミーティングの参加者からの質問でも出ましたが、もっと思い切った高解像度のパネルを載せて欲しいと思った人は私だけではないと思います。


ThinkPad X1の紹介 プレゼン(12)

ドルビーホームシアター搭載のステレオスピーカーで出張時のオフタイムを楽しむための高品質なオーディオを搭載しています。別途音楽プレーヤーを持ち歩かなくても好きなときにオンラインでミュージックを楽しめるのがいいですね。

ThinkPad X1の紹介 プレゼン(13)

プレゼンの最後に田保さん自らThinkPad X1に両足で完全に乗ってしまうという堅牢性をアピールするデモをされました。

ThinkPad X1の紹介 プレゼン(14)

乗った後に、天板を開いて動画を再生して見せてくれました。

ThinkPad X1の堅牢性をアピール

いろいろ詰まっていて、高性能でスタイリッシュな進化したThinkPadだと私は感じました。キーボードはEdgeシリーズで採用しているアイランド型、本体のデザインは従来のThinkPad ベースとなっていて見た目だけじゃない実力を兼ね備えたマシンになっていると思いました。

あとはThinkPad X1のラインナップと価格が気になるところです。レノボ・ジャパンの直営Webショップでの発売開始が待ち遠しいです。


それでは以下は、私が体験したThinkPad X1のレビュー・レポートです。

ThinkPad X1の操作感

TrackPointの操作感はThinkPadそのものでした。タッチパッドは独立クリックボタンレスのタイプに変更になっていて、タッチパッドの手前部分の左/右がそれぞれ左/右のクリックになっています。"カチッ"というようなクリック音は特にないタイプでした。このボタン一体型タッチパッドによって大きめのパッドの面積を確保しています。

ThinkPad X210などにタッチパッドを搭載するのは往年のThinkPadユーザーからしたら邪道といわれる行為ですが、他のメーカーのパソコンに慣れてしまったユーザーを取り込むためにはこういう追従は必要なのかもしれません。そういう面でも、ThinkPadの新しいユーザーへ訴求するモデルだと思います。

キーボードに関しては6列キーになっている点が弱点という声も聞こえてきましたが、世界的には7列キーボードの要求はそれほど強くないそうです。

細かい点としては、Delete(Del)キーがやや横長になっていた点とThinkPad EdgeではPgUP,PgDnキーの高さと形が変えられていたのが、カーソルキーと同じ形になっていた点です。


ThinkPad X1の液晶

液晶の表示はとても美しかったです。パネルの種類は教えてもらえませんでしたが、私の見立てでたぶんTNでしょう。


ThinkPad X1

背面には1つのUSB3.0ポートと、2つのUSB2.0ポート(Powered USB x 1、 eSATA Combo x 1)を装備しています。

ThinkPad X1の厚みというか薄さ

右側面には4-in-1メディアカード・リーダーを搭載しています。

ThinkPad X1 右

左側面のインターフェースにはなぜかカバーが付いていました。

ThinkPad X1 左

ゲーム用のパソコンのキーボードなどで採用されているキーボードバックライト(キーボードの隙間からLEDの光が出るようにしてある)をオンにしたときの写真です。Fnキーとスペースキーの同時押しでON/OFFと光量の2段階調節ができます。

ThinkPad X1 キーボードバックライト (ON)

キーボードバックライトをオフにすると普通のThinkPad Edgeのようなアイランドタイプのキーボードに見えます。

ThinkPad X1 キーボードバックライト (OFF)


続いて、今回のThinkPad X1のプレゼンで説明のあったパーツの工夫を分解展示で見ることができるコーナーで写真を撮ってきました。

<ThinkPad X1 分解写真>
ThinkPad X1 分解写真

<ThinkPad X1のマザーボード>
ThinkPad X1のマザーボード

<ThinkPad X1の液晶パネル>
ThinkPad X1の液晶パネル

液晶パネルモジュールからは3種類の無線LAN/WAN/WiMAXに使用するためと考えられるアンテナケーブルが出ていました。

<ThinkPad X1 キーボードベゼル・ベースカバー>
ThinkPad X1 ベースカバー

<ThinkPad X1 ベースカバー裏>
ThinkPad X1 ベースカバー裏

<ThinkPad X1 キーボード>
ThinkPad X1 キーボード

<ThinkPad X1 キーボード裏>
ThinkPad X1 キーボード裏

キーボードライトのためでしょうか? キーボードの裏側が白い反射板のような素材に変わっていました。


■ThinkPad X1のレビューのまとめ
ThinkPad X1は既存のThinkPadユーザーには好みが分かれそうな感じです。
他のメーカーのパソコンからの乗換えだったら、いろいろ意欲的な機能・スペックなので楽しめそうです。ThinkPad Edgeシリーズからの買換えもしくはモバイルPCの買い増しといったステップアップにもいいかも。

以上、ThinkPad X1発表会となった第二回ThinkPad大和魂ミーティング レポートでした。
ThinkPad X1の詳しい仕様やメーカー発表のWebへのリンクは以下にまとめました。


ThinkPad X1製品情報
ThinkPad X1インタラクティブ・デモ (LAUNCH DEMO)やX1 デザイン・ストーリーはこちら

・ThinkPad X1ギャラリー製品写真


クリックしてギャラリーにジャンプ!

・ニュースリリース レノボ・ジャパン、ThinkPad史上最薄を実現した13.3型ノートブックPC「ThinkPad X1」を発表



「ThinkPad X1」の主な仕様

・インテル Core i5-2520Mプロセッサー、もしくはインテル Core i3-2310M プロセッサーを搭載
・モバイル インテル QM67 Express チップセットを採用
・最大4GBのDDR3メモリーを搭載可能
・OSはWindowsR 7 Professional正規版(64bit)、またはWindowsR 7 Professional正規版(32bit)を搭載
・128GBのSSD、または320GBのハードディスク・ドライブを搭載
・LEDバックライト付 13.3型インフィニティ・ガラス (1,366×768ドット、1,677万色)ディスプレイ搭載
・最薄部厚さ16.5mm、重さ1.69kg
・4-in-1メディアカード・リーダーを搭載
・1つのUSB3.0ポートと、2つのUSB2.0ポート(Powered USB x 1、 eSATA Combo x 1)を装備
・内蔵4セルLi Polymer システム・バッテリー搭載、最大約5時間のバッテリー駆動時間
・Microsoft Office Personal 2010搭載モデルあり
・アイランドタイプのLEDバックライト・キーボードを採用
・Dolby Home Theater を標準搭載

ThinkPad X1 製品仕様 [PDFファイル]


販売開始
5月17日(火)
レノボ・ショッピングでは 5月27日より販売開始予定です。

安心・直販・カスタマイズ対応!ThinkPadのレノボ・ジャパン


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